けん坊将来記

北海道男子高校生が語る社会への思い&ジビエの理解

エゾ鹿の肝焼き

 


ご機嫌よう

 


1週間も投稿をサボってしまったけん坊です。

 


先日、父と一緒に狩りに行った時に僕は初めて車に轢かれた

 

轢かれたと言っても、はねられたのではなく右足を後ろタイヤで踏まれたのだ

 

急いで車を降りた時に転んでしまい、まだ動いていた父の車に轢かれた。

 

骨折などはしなかったものの、轢かれた時はめまいがするほど痛かった。

 

とても貴重な経験!? だった。

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(一頭しか出会わず…)

 

 

そんなこともあり、その日はエゾ鹿を一頭獲ることが出来た。

 

その時に解体してきた肝(心臓)の料理を紹介する。

 

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「エゾ鹿の肝焼き」

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材料:  

 心臓    塩胡椒

 

 

作り方:

 1.筋っぽさが残らないように表裏の表面をカットしする。

     

2.袋の中で塩胡椒を揉み込む

 

3.1日後にフライパンで焼く(グリルもオススメ) 焼きすぎると硬くなるので注意

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弾力があり、噛み切りやすいのが特徴の塩焼きが完成!

 

からし・一味などが合う

 

 


グロさを無くすためにカット後の写真か載せないが

 

心臓は本当にハート形で左右心房・心室がハッキリしている。

 


是非、生物教師に提供したいものだ。

 


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エゾ鹿肉ジャーキー作ってみた

 

 

ご機嫌よう

 

 

ようやく僕が住む北海道に初雪が…

 

例年と比べると半月くらい遅いかな?!

 

早くもwinter sportsがやりたくてうずうず  (´∀`)

 

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 では、題である「エゾ鹿ジャーキー」の話に移ろう

 

先日、友達Aくんにエゾ鹿ジャーキーが食べたいという注文を受け作ることにした。

 

その時の写真とともに作り方を紹介したいと思う。(めちゃ簡単)

 


材料:    エゾ鹿肉(今回は背ロース2本使用)、玉ねぎ(半分)、にんにく(10かけ)、醤油(適量)、焼肉のたれ(適量)、砂糖(適量)、味醂、胡椒

 

道具:    ジップロック、網、新聞

 

工程日数:    5〜7日

 

 

1.肉を切り出す

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ジャーキーは基本的に生肉と一緒なので、菌や汚れ・毛に気をつける必要がある。

 

今回は贅沢に背ロースの全面をカットし、新鮮な肉を切り出した。

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くず肉は我が家の犬2匹に餌としてあげる。

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2、カッティング

 

次にジャーキーの大きさに切っていく。暑さの目安は5mmほど。

 

厚さにばらつきがあると、乾燥しきらない部分やカピカピに乾燥してしまう部分が出てくるので均一に切るよう努力する。

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それでも厚くなりすぎてしまった場合は浅く切り込みを入れるといいだろう。

 

 


3、タレに漬け込む

 

材料に表記したものをよく混ぜ、エゾ鹿肉を漬ける。

 

しっかり全面漬かっているか注意しよう。

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1〜2日ほど漬け込めば十分だろう。

 

 


4、干す

 

ここが一番の問題で、

 

毎年、網に広げ家中のストーブ前に干し

 

何日か家中ジャーキーの匂いになっていた…。

 

今年は母がそれを嫌がったので紐に通し外の木と木の間に干した。

 

ですが、結局外では乾燥しにくかったので家の中で干すことに…

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〜1日後〜

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干す時にキッチンペーパーなどで余分なタレを拭き取る事を忘れないように〜

 

胡椒をかけるのもオススメ。

 

 

 

 

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これで完成!!

 

 

 


エゾ鹿肉は生肉の状態でも食べる事ができるのでジャーキーにした。

 

牛肉などを自分で加工するのは控えた方がいいと思う。

 


鹿肉を入手できた際には是非チャレンジして頂きたい!

 

 

 

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ジビエ料理は鹿を救う

 

 

狩猟は鹿を救う

 

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僕の父は猟師だったので、小さい頃からエゾ鹿肉を食べてきた。エゾ鹿肉はほかの肉には無い魅力が多いと感じている。

 

しかし、エゾ鹿肉は社会への流通が悪く、ほとんどの人が口にしたことすらないのではないのだろうか。一般にジビエ料理(野生動物)は肉が獣臭かったり固いと言われているが僕はその先入観を打破するべく、将来ジビエ料理店を開きエゾ鹿肉流通の第一歩としたいと考えている。

 

このような話をすると「狩猟は可哀想だ」などと言い出す人がいるが、狩猟をする事でエゾ鹿を救うことができるということを説明したい。

 

古くから、日本では魚介類から安定的にタンパク質を摂取することが出来たため狩猟という文化が育たなかった。最近になって家畜が広まり、今ではスーパーなどでパック詰めされた豚や鳥・牛肉を買うというのが一般的となっているように感じる。

 

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その過程で、日本では家畜とオオカミの相性が悪いということから、オオカミ(日本の)を絶滅させてしまった。その結果、オオカミが担っていた「鹿を狩る」という役を果たす存在が居なくなった。その為、鹿は現在まで繁殖し続けてきている。

 

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現在、鹿の個体数を維持するためには年間23割引く必要がある。そうしなければ、鹿は繁殖を続け森を壊滅させ、餌の減少とともに自滅してしまう。

 

このように、人間の都合によって生態系を変えてしまった責任を我々は「狩猟」という形で果たす義務がある。 そして、肉を頂くことによって命の大切さを味わう事が大切だ。

 

 

 

ここでエゾ鹿肉の魅力を紹介する。

 

 

1.ヘルシー

エゾ鹿は冬の寒さを乗り切るために皮の下に脂肪を蓄える。最近僕が解体したエゾ鹿は5cm以上の脂肪が蓄えられていた。そんな冬の時期でも鹿肉の脂質含有率は23%ととても低い。牛肉が大体40%なのを考えるとその数値の凄さが伝わるだろうか

 

2.鉄分たっぷり

最近、鉄分不足の人が多いといわれている。特に女性で貧血になりやすい人などがその例だ。一般には、スーパーなどに売っている鳥・豚・牛のレバーなどを食べるのが効果的だと言われているが、鹿肉ロースはそれらのレバーよりも高い鉄分含有率を誇っている。

 

 

脂質が気になるが簡単に鉄分を取りたいという人はエゾシカ肉を賞味していただきたい。きっと、魅力が伝わる事だろう。

 

 

少しでも、共感や興味を持てたひとはコメントをしていただきたい。最後まで読んでいただいた事、感謝します。

 

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